暮らす・楽しむ・営む・備える コンテナハウスの世界 » コンテナハウスを理解する » 規格を理解する

規格を理解する

コンテナを建築物として取り扱うためには建築確認申請が必要になるため、使用するコンテナの規格を把握することが重要になる。

建築用コンテナハウスに関して、サイズ等の規格をまとめた。

コンテナハウスの規格

ISO規格のコンテナハウス

おもに海上輸送などにおける使用を想定したISO規格は国際規格であるため、国家間で商品をやりとりする際の比較を容易にするというメリットがある。

一方で、日本国内で建築目的、つまりコンテナハウスに使用する上では、建築基準法で定められた条件をクリアしにくいのがデメリットだ。

JIS規格のコンテナハウス

貨物コンテナのもう一つの規格が、JISと呼ばれる日本規格である。

コンテナがJIS規格を認証されるためには、主要構造材がJIS鋼材で作られていること、コンテナ製造工場が鉄骨製作工場認定を受けていること等の厳格な基準を満たす必要がある。

コンテナハウスに使う建築用コンテナは、このJIS認証を取得しているケースがほとんどである。

ISOコンテナとJISコンテナの違い

ISOコンテナの場合

JISコンテナの場合

建築用コンテナとは

一般的に建築用コンテナと呼ばれるコンテナは、JIS認証を取得したコンテナ製品を指す。

また、JIS規格はあくまでも貨物用コンテナに関する国内規格のみを指す。

一方で建築用コンテナはJIS認証を取得しているだけでなく、建築基準法の要件に沿って建築確認申請を通過するための設計工夫が施されていることが多い。

建築用コンテナに必要な条件

建築用コンテナに必要な条件をまとめると以下のとおりとなる。

建築用コンテナのサイズ

また、建築に用いられるコンテナは、20フィートコンテナと40フィートコンテナに大別される。

20フィート、40フィートともに幅と高さは共通しているため、コンテナを積み上げて階層を増やす等の特徴的な造りが可能になっている。

20フィートコンテナの場合

40フィートコンテナの場合

Sponsored by

遊び心を知り尽くした
コンテナハウスづくり

コンテナハウスジャパン

InstagramやFacebookでコンテナハウスづくりを発信し続ける、コンテナハウスジャパン。2021年6月時点で、投稿数は1000件を超える。「お客様のほしいものを作る」熱い心と大人の遊び心を持って、コンテナハウスで夢を叶えるお手伝い。それが、コンテナハウスジャパンだ。

コンテナハウスジャパンの
特徴を詳しく見る

コンテナハウスジャパン

⽬的別に探す

コンテナハウスの活用例

Application example

個性を詰め込んだ住居や、趣味を楽しむ部屋。カフェやホテルの開業に、医療用や災害用としても、活用されるコンテナハウス。
さまざまな用途に使われているコンテナハウスを、目的別に紹介しよう。