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コンテナハウスのDIY

コンテナハウスは比較的容易に購入できることから、DIYをお考えの人もいらっしゃるかもしれない。このページでは、コンテナハウスのDIYについて、実例や必要な道具などについて紹介していく。コンテナハウスを自前で持つことに興味があるのであれば、ぜひ参考にしてみてほしい。

コンテナハウスはDIY改造できる?

コンテナハウスは、元々輸送用として作られたコンテナを改良したものだ。実際に一般の人でも購入でき、実際に自分で手を入れていく人も増えてきているようす。サビや雨漏り対策なども必要になるが、自分の手でコンテナを思い通りにカスタマイズしていくことで、愛着もより湧いてくるのではないだろうか。

コンテナハウスのDIYアイディア例

物置

コンテナハウスは強度が高いので、物置として使うのに適している。出入り口、そして内部の収納をしっかりと整えれば、普段使わないものを収納しておくのに適したスペースになる。

バイクガレージ

コンテナハウスをバイクガレージ用に改良するのも、おすすめの用途の一つ。コンテナは丈夫で長持ち、雨にも強いので、大切なバイクを雨に濡れないように保管しておくのにぴったりだ。中にしまって施錠をしておくことで、バイク盗難などを防ぐのにも効果的だ。

塗装

コンテナハウスを自分好みの空間にしたいというニーズは、DIYでコンテナハウスを購入する人にとっては非常に大きいのではないだろうか。デザインが趣味の人であれば、コンテナの外装から自分好みに仕上げていくことができる。自分の好きな絵などを描けば、より愛着も湧くはずだ。

DIYするなら!おすすめの道具

コンテナハウスをDIYする際に、ぜひとも持っておきたい道具を紹介します。これらがあるとないとでは、作業効率や仕上がりが大きく変わる。

メジャー

長さを測るメジャーは、コンテナハウスDIYの必需品の一つ。既にあるかもしれないが、大きなコンテナの大きさを測ることから、5m以上の長さのものを推奨する。

ジグソー

「ジグソー」は、電動ノコギリの一種。DIYをする以上「切る」という作業は必ずと言っていいほど発生する。そこで作業効率を高めるために、一つは持っておきたいアイテムだ。

電動ドライバー

電動ドライバーも、作業効率アップのために必要な道具の一つ。普通のドライバーを使う人も多いかと思うが、電動ドライバーはネジ締めなどの作業を飛躍的に楽にしてくる。効率も大幅アップするので、ぜひ持っておきたい。

クランプ

「クランプ」は、強い圧縮力で材料や作業台を固定する、「第三の手」と呼ばれる工具。接着剤がしっかりくっつくまでの圧縮にも利用できるなど、使い勝手はさまざま。購入時は一つと言わず複数買っておくようにしよう。

サンダー

「サンダー」は、平面部分に紙やすりをつけ、削る作業を電動で行うための道具。やすり掛けは、見た目のきれいさを飛躍的にアップさせてくる。広い面積をむらなくきれいにやすり掛けするのは、人の手では難しいもの。そんなときに、サンダーが活躍してくれる。

水平器

水平器は、作った家具や棚などについて、水平・垂直になっているかを確認する道具。かつては水泡を利用していたが、今ではデジタルのものも登場し、より正確に調べられるようになった。水平かどうかは、目視だけに頼らず、必ず道具を使うようにしよう。

ハンマー

最後に紹介するのが、ハンマー。すでに自宅にある人も多いかもしれない。釘を打つときなどに必要なので、手になじむもの、使いやすいものを選ぶようにしよう。

コンテナハウスにかかる費用

コンテナハウスを作るには、いろいろな費用がかかる。トータルで予算を計算し、それに合った形で無理なくDIYをしていくようにしたい。

コンテナハウス代

まずは、コンテナハウスの購入費。もちろんサイズによって大きく値段は変わるが、おおむねの相場として、ワンルーム程度なら60万円程度、標準的なコンテナ規格なら90万円程度、それ以上の大きさのものはさらに高額になる。もちろん、材質や状態などでも変わってくるので、まずはどんなものをあるかをチェックするところから始めよう。

土地代

コンテナハウスを作るのであれば、置く場所も大事になる。通常のものであれば4.5坪程度なので、ある程度の広さの庭があれば問題はなさそう。ただ、土地が高額なエリアで別途土地を用意するとなると、かなりの金額がかかることもある。

運送費

コンテナハウスは大きなコンテナを運んでくるので、輸送費もばかにならない。人員を割き、大きなトラックなどを使って運んでくることになるので、輸送費は近い所でも数万円、高い場合は20〜30万円ほどになることもある。購入時にはコンテナハウス代だけでなく、輸送費まで含めて見積もりをするようにしよう。

基礎工事費

基礎工事は、コンテナハウスを安全に使用するために土地を整備する、必要な工程。土地の状態や形状にもよるため、単価は1平方メートルあたり5千~5万円と、かなり幅がある。コンテナハウスは建築基準法に従って建築する必要があるので、工事は信頼できる業者にしっかりとお金を払って行うようにしよう。

DIYする際の注意点

コンテナハウスをDIYするときには、いろいろな注意点がある。

コンテナの種類を確認

まずはコンテナの種類。どんな材質でどんなものかを確認しよう。中には、DIYに不向きなものもあるので、注意したい。

水平になっているか

紹介した水平器でしっかりと水平を測る。その場合は複数箇所を図り、全体がしっかりと水平になっていることを確認しよう。ただ、自作の場合はどんなに気を付けても、どうしても少し傾いてしまうと考えておいた方がいい。

建築基準法の確認

建築基準法の中には、1つの区画に1つの建物しか建てられないという決まりがある。ただし例外として、生活に必要な用途不可分の建物(独立した風呂やトイレなど)なら建てられるとされており、母屋に付随する離れも許可されている。コンテナハウスが独立した一つのスペースなら問題ないが、トイレや風呂などが整い、住める状況になっていると認可が下りないこともあるので、注意しよう。

ライフラインの確認

ライフラインについても、自宅のものをそのまま使えるかは微妙なところ。事前に確認しよう。

まとめ

コンテナハウスを建てる際には、いろいろな下準備が必要だ。いずれも手を抜かず、しっかりと対応するようにしたい。

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