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耐久性を理解する

コンテナハウスに魅力を感じる一方で、その耐久性にやや懸念が残るという方も多いのではないだろうか。コンテナハウスの耐久性に関してまとめた。

コンテナハウスの耐久性

コンテナハウスとしての利用を想定して造られた建築用コンテナは、一般的な貨物コンテナに比べて鉄板が厚く、耐用年数は約40年と言われている。

耐震性も優れているコンテナハウスは、災害用シェルターとして用いられるほどだ。

実際に2011年の東日本大震災後には、被災者向けの仮設住宅として、多くの現場でコンテナハウスが採用されたと言われている。

コンテナハウスの耐熱性能

コンテナに使用される鉄は、金属の中でも特に耐熱性が高い素材として知られている。

一方で、鉄はアルミやステンレスといった他の金属に比べて熱伝導率が高く、断熱性が低いため、コンテナハウスには十分な断熱対策が必要である。

コンテナハウスの防音性能

従来、コンテナは貨物輸送に使われるため機密性が高く、したがって遮音性にも優れているという特徴がある。

鋼鉄製の建築用コンテナになるとさらに防音性に優れ、防音材を内装に使えば防音のスタジオとして使用することも可能だ。

コンテナハウスの
メンテナンス方法

防錆加工

コンテナハウスを長く使い続けるためには、通常の家屋と同様に定期的なメンテナンスが必要不可欠である。特にコンテナハウスは鉄製のため、錆の防止は必須となる。

代表的な防錆策としては、施工時に防錆効果のある塗料やスプレーをコンテナに使用する方法が挙げられる。

雨漏り対策

雨漏り対策も、コンテナハウスを長く快適に使用する上では欠かせない。従来のコンテナは屋根が真っ直ぐで雨が溜まりやすいため、雨が流れやすいように施工してもらう必要がある。

屋根以外に、玄関のドアや窓からの雨漏りにも対策が必要である。木造家屋と同様に、開口部の隙間を埋めるにはコーキング工事がよく施される。

白アリ対策

最後に、意外に思うかもしれないが、コンテナハウスには白アリ対策も必要だ。

なぜなら機密性の高いコンテナハウスは内部の湿度が高くなることも多く、白アリはそのような湿気の多い場所を好んで生息するからである。

白アリ対策としては市販の薬剤を使用するのが手軽だが、より強力な予防のためには白アリ駆除の専門業者に依頼することをおすすめする。

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